イタリアでM6.2の地震|日本で大地震の兆候はあるのか?
イタリアでM6.2の地震が発生
イタリア中部ノルチャ近郊で現地時間24日
3時36分にM6.2の地震が発生
少なくとも250人が死傷
現地は、イタリア半島を縦断するアペニン山脈沿いの内陸部
北側はユーラシアプレート、南側はアフリカプレートがぶつかり合う地震が多い国です。
また、東西の海底の動きも非常に複雑で、6年前にはラクイラでM6.3の地震が発生
無くなった方の多くは倒壊した建物の下敷きになって死亡。
usgsの調査では震源は、ローマから110km北東、震源の深さは10km
現地では真夜中3時半という時間だったため就寝中、石造りの建物が崩れ落ち被害が広がっています。
M6.2ですが、地震対策が3割程度しか普及していないため被害は広がるものとみられます。
また余震も続いています。
ミャンマーでもM6.8の地震
8月24日、さらにミャンマーでも地震が発生
震源はパガンの約30km南にある町の付近で震源の深さ90キロと深い
これまでに3人が死亡、200以上の仏塔が破損しています。
南大西洋でもM7.4の地震が発生
8月19日には南大西洋サウスジョージア島でもM7.4の比較的大きな地震が発生
日本でもM6の地震
M6規模の地震は、外国だけの話ではなく日本でも実は発生しています。
8月20日18時ごろ、三陸沖でM6.0、震源の深さ10kmの地震が発生、岩手県盛岡市で震度3を観測、東北を中心に震度1~2の揺れに見舞われました。
発生時刻 | 震源地 | マグニチュード | 最大震度 |
---|---|---|---|
2016年8月22日 18時34分ごろ | 鳥島近海 | 5.7 | 1 |
2016年8月22日 15時11分ごろ | 宮城県沖 | 5.2 | 3 |
2016年8月22日 8時13分ごろ | 三陸沖 | 5.2 | 2 |
2016年8月21日 21時49分ごろ | 三陸沖 | 5.1 | 2 |
2016年8月21日 21時47分ごろ | 父島近海 | 5 | 1 |
2016年8月21日 21時29分ごろ | 徳島県南部 | 3.2 | 1 |
2016年8月21日 1時28分ごろ | 三陸沖 | 5.2 | 1 |
2016年8月21日 1時10分ごろ | 三陸沖 | 5.5 | 2 |
2016年8月21日 0時58分ごろ | 三陸沖 | 5.9 | 3 |
2016年8月20日 18時01分ごろ | 三陸沖 | 6 | 3 |
2016年8月20日 14時15分ごろ | 三陸沖 | 5.3 | 2 |
巨大地震の不安
このような動きを見ていると3.11を思い出します。
東日本大震災の時は1週間ほど前に、ニュージーランドで大地震が発生、また三陸沖でもM7.2の地震、M6、m7級の地震が発生していました。
今回のケースが似ているように思えて大変不安になります。
日本の地下気象研究会による地震予知はこちらのサイトを参考に
世界各国の地震について調べるならUSGSのサイトが参考になります。
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/map/