南海トラフ地震で必要なもの
静岡県・横浜・愛知・名古屋・和歌山・三重・高知県・徳島県
震度7、震度6、そして沿岸部は津波
地震から最初の数日に最低限必要なもの
①寝る・寒さ対策
②食べるもの・飲み水
③情報収集できるもの・明かり
④トイレ対策
①寝る・寒さ対策
防寒シート(アルミブランケット)や寝袋(シュラフ)のようなもの
サバイバルブランケット
くるまって風をしのぐのには良いですが、夏以外なら寝られるほど温かくはありません。
厚みも2mm程度でそのまま寝ると痛いです。
やはり体育館などの避難所や床で寝るには寝袋が必要です。
寝袋は使える温度(マイナス5度以上推奨など)が書かれています。
これは寒さ12度以上で使える寝袋の例です。
②食べるもの・飲み水
最低でも3日分×人数分
大人なら1人1500kcal以上は必要です。
水は1人2Lは必要です。
非常食
乾パン
パン缶
高カロリークッキー(イーアール9など)
水で戻すインスタントごはん
レトルトおかず
ようかん
ビスケット
など
アレルギーがある、高齢で硬いものが食べられない、糖尿病があるなど普段の状態に合わせたものを用意しないといけません。(避難所では、アレルギー食や腎臓病食などはすぐには届かない)
③情報収集できるもの・明かり
手回しラジオ:必須です。夜に周りに迷惑をかけないため、イヤホンで聴けることは必須です。(防災セットに入っている場合はいいですが、激安ラジオを買うとたまにイヤホンの穴がないことがあります。)
明かり:できればランタンとLED懐中電灯(USBライト)が両方あるといいです。
夜に避難所で迷惑にならないように、ランタンは調光式のものが便利です。
スマホ充電機能:スマホ充電は想像以上に大変です。
ソニーの災害用ラジオICF-B09の例では、手回し充電だと手回し1分で通話1分です。
④トイレ対策
非常用トイレが日数分必要です。
避難所の水洗トイレは詰まったり汚れがひどくて使えなくなることがあります。臭いもひどくなります。
自宅避難できる場合、断水したり、停電したりすると流れなくなりますし、風呂の残り湯は貴重でトイレを流すのに回らないこともあります。
大地震発生地:津波や自宅の倒壊などで避難しないといけないとき必要なもの
防災グッズセット
寝具(マットなど)
最低3日の非常食
最低3日の飲み水
最低3日分のトイレセット
被災したが自宅で待機するとき必要なもの
防災グッズセット
最低1週間分の食料
最低1週間分の飲み水
最低1週間分のトイレセット
周辺地域で物流インフラが止まったとき必要なもの
ほとんど被災していない地域では長期間の備えが必要です。というのは
①道路が寸断されるなどして物流がストップする
②被災地への支援が優先される
などで被災していない地域に全く食料や水が届かなくなる事態も想像されるからです。
東日本大震災では、原発の問題もありましたが、首都でも水が1ヶ月以上にわたって品薄状態になりました。
全く無関係な地域でも必要なもの
全く無関係な地域でも物流がストップする影響は逃れられません。
そしてスーパーなどでは買い占めが起きて水や非常食になるもが品薄になります。
地震の時の非常用食料
・賞味期限が長いこと
・カロリーが足りること
・停電していても食べられること
が必要です。
買い換えを考えると、少々高くても3年保存より5年保存の非常食の方が安くなります。15年間で、3年保存食だと5回の買い換えが必要ですが、5年保存食だと3回ですみます。
おすすめの5年保存食
災害用非常食 標準A~Dセット 1人用3日分
賞味期限が5年で3日間2000kcal取れる非常食です。
2016年に購入すれば、2021年まで買い換えなくて済みます。
1日2000kcal取れる非常食セット3日分です。
30のレトルトが入っています
賞味期限はパックにより5~6年
価格は15000円ですが、5年後までもつので1年当たり3000円、1日当たり10円です。
そして賞味期限が近づけば食べればいいので無駄になりません。
A4サイズ持ち運び・収納に便利な1人3日分の非常食セット
レスキューライス×6個 (1つ380kcal)
パンカン!×3つ (1つ360kcal)
バランスクッキー×3つ (1袋310kcal)
5年保存缶詰×3つ (1缶150kcal)
玄米スープ×3つ (1つ60kcal)
レトルト非常食を温める発熱剤付き(写真の上部赤と黄色のものが6回分の加熱剤と加熱袋です。)
※レスキューライスは水を入れて戻す必要があります。
合計4920kcal 3日間分・・1日1640kcalとれます
箱の大きさは31×24×13cmとA4サイズで棚や引き出しに置きやすいです。
2300gなので軽いです。そして9400円と手頃な価格です。
水・お湯で戻るマジックライス白飯50食セット
アレルゲンフリー
水の量でおかゆ、ごはんのどちらにもなる乾燥ご飯セットです。
おかゆなら水290cc
ごはんなら水160cc
戻る時間はお湯なら15分、水の場合は60分
1食で370kcal取ることができます。
1日あたり男性に必要な2000kcal。ごはんだけしか食べないということはないと思いますが、この非常食なら5.2袋で1日分のカロリーが取れる高カロリー保存食です。
5年保存できるので、2021年まで持ちます。
また1つ100gと乾燥していて軽いので持ち運びが軽くて楽です。(50個セットでも5kg)
白飯の他に青菜ご飯・わかめごはん・牛飯・五目ご飯・炒飯・梅じゃこごはん・ドライカレー・エビピラフがあります。
救難食糧 イーアール9(ER9)
1箱に9個のビスケットが入っています。
合計2465kcal
タンパク質48.6g、脂質97g、炭水化物350g、塩分0.6g
砂糖をかためたような感じで、見た目のような硬さはありません。
500gで2460kcal取れますが1日で食べるには脂質が多すぎます。
カロリーメイト ロングライフ(3年賞味期限)
賞味期限は製造から3年
カロリーメイトの賞味期限が長いバージョンです。
1ケース60袋入りで重さは3kg、32×23×厚み11.5cmのコンパクトな大きさ
1袋(40g)で200kcal、タンパク質やビタミンなどが取れる軽くて栄養がある保存食です。
トータル12000kcal、タンパク質260g、脂質672g、炭水化物1200g
1日2000kcalとしても6日もつ計算です。
普通の非常食がほぼ摂取カロリーに目を向けているのに対し、カロリーメイトはビタミンやカルシウムなども取れるのが特徴です。
他の非常食を揃えている場合も
長期の避難(1ヶ月以上)のビタミンミネラル不足に備えて1つ備蓄しておくと良いと思います。